先ほどの可処分所得額の算出が終わりましたら、次に年間の支出額を分類します。
まず年間の総支出額は次のように計算します。
年間総支出額=可処分所得−年間貯蓄額
当たり前のことですが、貯蓄をしていない家庭は、収入分がすべて何らかの支出として消えているというわけです。
これらの年間の支出を大きく次の6つに分類します。
1.基本生活費・・・食費、光熱費など
2.住居費・・・家賃、住宅ローン、管理費、固定資産税など
3.教育費・・・学費、塾費など
4.保険料・・・生命保険、自動車保険など
5.その他の支出・・・旅行などレジャー関連、電化製品など
6.一時的な支出・・・冠婚葬祭、車購入など
これらを次の表などを参考に分類し、構成比をみるとよいでしょう。
通常このように年間の支出を分類すると、その他の支出が多くなるものです。
このその他の支出を見直すだけでも年間の支出額が改善されるケースがあります。
★年間支出表はこちらからダウンロードできます。
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